もみの木便り / NPO法人 こどもの広場もみの木

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もみの木園~6/26
第7回森のようちえんワークショップ便り  

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クラスと年齢構成は、ことりぐみ(2歳2人・3歳4人)とすみれぐみ(4歳3人・5歳6人)です。
この春、新しい年度をスタートしたばかりですが、小さいながらも仲間との出会いを喜び、
心ゆくまで遊んで毎日を過ごしています。

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あの小さい人たちは、外界から自分でキャッチしたことを、からだの中でぐるぐるさせて「世界」を知って行くのです。

このペースは自分のものでなければなりません。そしてキャッチするのもその人自身。
大人から与えられてばかりの暮らしでは、自分でキャッチすることすら知らないまま、
大きくなってしまいます。「子どものペース」は単に「ゆっくり」ということではありません。

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実際の暮らしのなかで出会う虫も土も水も木も、見たり触ったりしてみなければなりません。
友だちとも、けんかしたり笑ったり、手をつないだり怒ったり泣いたりしてみなければ、お互いに分かり合えません。

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まだ小さい子どもたちが自分の中に、物事をどうやって取り込んでいくのか、そのペースを重んじるということです。
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子どもは子どもだけで生きてはいけません。必ず大人が一緒にいます。大人が子どもを知ろうとしたときから、
お互いの関係が築かれていくのだと思います。

このワークショップ、子どものペースで一緒に歩きましょう。
一日を終えるとき、みなさんにとって「子どものペース」が心地良いものになっていることを願って・・・。

<福島第一原発事故の影響を憂慮して>
毎年この時期になるともみの木園の子どもたちは、色づいた木いちごやくわの実を食べ、
6月のワークショップに参加してくださる方たちに、自分たちで作った梅ジュースや
くわの実ジャムをごちそう出来ることを楽しみにしてきました。

しかし今年は叶えられなくなりました。また雨が降ってもレインコートを着て、毎日活動していましたが、
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このような環境になってしまったことを憂いながら、わからないことばかりなのですが、
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心配された雨も早朝にやみ、今年のワークショップが始まりました。

子どもたちは、久しぶりに会えた自然観察員のMっちゃんを囲んでうれしそうです。

今日の目的地は、かっぱ池です。途中、田んぼを通ったときのこと。

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緑色の虫かごに入れました。虫かごはふたつ、もうひとつの青色の虫かごに、
S(2歳)が初めて自分でつかまえたダンゴムシを入れました。

周囲が透明な虫かごなので、中の虫がよく見えます。
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そこにやってきたY(3歳)、Sを見たとたん、虫かごを取ろうとしました。

しかしSは手放さず、怒っています。ちょっと考えたYは、そばにあった緑色の
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するとSは、小さくうなずいて青色の虫かごをYに渡し、緑色のと取替えました。

このふたつの虫かごは、この後ふたりの間を行き来したり、ほかの人が持ったり、
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いつの間にか赤ちゃんバッタたちは逃げてしまったり…いろいろありました。

さて瓜久保の家でお弁当を食べてかっぱ池へ向かったSは、
すぐに瓜久保の家へ引き返して青色の虫かごを取りに行きました。

ザリガニを釣りに行くときも、帰りのしたくをするときも手に持っていました。

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Sも一緒に見ているうちに、虫かごを置き忘れて行ってしまいました。

そこに再びYが登場。Yがその青色の虫かごを持って歩き出したところ、
前方から戻ってきたSが、Yの手から虫かごを取ろうとして引っ張り合いが始まりました。

Yは力いっぱいSを振り払い、全速力で逃げました。Sは泣きましたが、
気持ちを立て直して歩きました。先頭を行くYと一番後ろのS、ふたりは離れたまま歩き、
ばらの丸の丘でSが追いつきました。そこでYが一瞬虫かごを手放したすきに、
今度はSが…。

しかしYはすぐに取り返しましたが、自然観察員のMっちゃんに問いかけられて
「歩くの終わったらSに渡す。橋のところで。」と応えました。

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そしてばらの丸橋が見えたとたん、Yは、くるりと後ろを向いてSの元へ走り出しました。
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そしてYの手からSの手に、青色の虫かごが手渡されました。約束が果たされた瞬間、
ふたりの顔が輝きました。この場に居合わせたみんなもうれしくなりました。

子どもたちの一日は、こんなに偉大なのです。

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ワークショップ2日目、昨日のザリガニ釣りの続きををやるために、
今日もかっぱ池へ向かいます。駐車場でOさんご夫妻に会いしました。

田んぼではMさんに会いました。「Mさーん、こんにちは!」子どもたちが次々とやってきて、あぜ道でMさんと立ち話しています。

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Mさん「うん、食べたよ。どじょう鍋にしてね。」
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Mさん「今日はおにぎり食べたいな。みんなはおにぎり持ってるでしょ。」

するとみんなは(えっ?Mさんは子どものおにぎりがほしいのかな?)と思ったのか、
みんなだまって、一斉にMさんの顔をうかがって見ています。

白いおひげのおじさんとぞろり並んだ子どもたち・・・
面白そうにお互いを見て、にこにこしながら言葉を交わして「じゃあ、またね」
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そこからはMさんと久しぶりに会った保育者たちがちょっと立ち話・・・

その様子を振り返って見たKちゃん「昔の人が勢揃いしてるね。」と
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その後、瓜久保へ向かう道でTおじちゃんとばったり出会いました。
今日は仲良しの方たちと、たくさん出会えます。

瓜久保の家でお弁当のときは、Mっちゃん、Tおじちゃん、Oさんの
おじちゃんとおばちゃん、そして保育者3人を見回して「昔の人が勢揃いしてるねー。」
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そして帰り道、瓜久保の家で勢揃いした昔の人と子どもたちが歩いていると、
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そこでKちゃん「わあー昔の人が勢揃いしたねー」この日、三度目でした。

Kちゃんがいう<昔の人>は、年をとっているということなのでしょう。

またその<昔の人たち>はお互いに、今いる子どもたちが生まれる前から知り合っているので、会えばおしゃべりも弾みます。

こんな間柄の大人たちを見て、Kちゃんは、仲のいい人同士が勢揃いしたときの
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今度Kちゃんにどんな風に思っていたのか聞いてみようと思います。

もみの木園は園舎を持たないため、子どもたちは常に地域社会の真っ只中にあり、
地域の人たちと出会い、見守られて大きくなっていきます。

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かけがえのない関係を築いています。子どもは未熟な存在ではなく、
ひとりの人間として地域の人たちとつながり育てられているという実感から、
地域を子どもが育つ場としてとらえ直し、私たちも地域の一員として地域づくりに
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今日は、朝一番に木登りから…。

おおなばの丘に大きな桜の木があります。
この木は、舞岡公園の中でも巨木ベスト3に入るはずです。

この木の登り方は、太い幹から横に長く張り出した枝を、先端に向かって進むのです。

姿勢は馬のようにまたがって、あるいはシャクトリムシのように枝の上を
這いずって行きます。地面からは大人の背丈くらいですが、
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4月下旬、この木にはヨコヅナサシガメという、いかにも刺しそうな虫がいて、
しばらく怖くて登れませんでした。今日はサシガメも見当たらないので、
久しぶりに登り口に子どもたちが並び始めました。

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続いてこれまで登ったことのないもとすみれ
(すみれぐみの大きい子どもたちの呼び名)の面々がやって来ました。

初めて挑戦するので、誰もが「こわい」と言います。

しかし誰もがこの怖さを乗り越える決心をして、枝にまたがっているようなのです。

怖いはずなのにどうしてなのでしょう。みんな今まで見たことのない真剣な顔つきで、
互いに勇気を与え合って、自分もあの先まで行きたいと強く願い
「行けるぞ」と確信しているようでした。

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一方、木登りに挑戦していないはるすみれ
(すみれぐみの小さい子どもたちの呼び名)とことりぐみは、
この木から少し離れて思い思いに遊んでいます。

今日、初挑戦した人たちも、ついこの前まで向こうの方で遊んでいました。

ところがある日突然、木に登り始めるときが来るのです。

これが<大きくなる>ということかもしれません。

「いつの間にか…大きくなったね」と機が熟すような成長のありように、
一人ひとりのテンポ、人として持っている自然なすじみちを感じるのです。

怖いという感覚も、もっともっと大事にしなければならないと思います。

機が熟すより前に、怖がったり、出来ないことをマイナスイメージで
思い込まされてしまっては、子どもは子どもである甲斐がないと思うのですが…。

子どもは弱いもの。しかし自らの内に育つ力を持っています。

子育てのなかで、子どもの自ら育つ力に着目していくと、子どもの姿が
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もうひとつ違う視点から、今から4~6年前のすみれぐみは、
この木登りは怖くてひとりも出来なかったのに、逆に、その頃の子どもが
急な山坂を駆け上ったり駆け下りて遊び続ける力は、今の子どもたちには
ないのです。

また3年前くらいからこの枝の先端まで進める人が出てきたと思ったら、
あっという間に、毎年すみれぐみのみんなが達成できるようになっていました。

どうしてなのでしょう。不思議でなりません。今日登った人たちは、生まれて初めて味わった感覚をからだに刻んだのは確かです。

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みちのはじまりは
くさのなかです
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ちいさなけもののあしあとです・・・・

これは谷川俊太郎の「みち」という詩の冒頭です。
子どもたちと歩いていると、よくこの詩を思い出します。

今日も草のなかから道がはじまり、いろんな道を歩きました。

子どもたちは「おおなばの丘から<ちっぷさん>の木を通って田んぼへ行こう」
「田んぼから水車小屋を通って、山道の階段をのぼって中丸の丘へ行こう」
こんな風にルートを確かめ、目的地とそこに至るまでの道のりを共有して
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道草したり寄り道したり、そこに流れているのは子どもたちの時間です。

舞岡公園の地図を描ける人はひとりもいませんが、子どもたちは、
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その場所と場所とをつなぐのが道であり、道を歩くことは、遊ぶことと
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2歳のHちゃんは、このワークショップの毎日を、5歳のYちゃんとKちゃんと
手をつないで歩きます。ふたりと両手をつなぐときと、どちらかひとりと
つなぐときと自分の状態に合わせて調整しているようです。

ふたりのお姉さんは、全面的にHちゃんの要望を聞きます。

手をつなぐということは、私たち大人が考えるよりももっと意味のあることだと思います。

今日も古民家付近からお弁当を食べる中丸の丘までもう一息…というとき、
ワークショップ参加の子どもたちが抱っこし始めたところ、すみれぐみの
子どもたちが手分けして「一緒に行こう」と手をつなぐと、気持ちがスッと変わって
歩き始めました。

そして手をつないで歩いていることがうれしいんだと、その表情から伝わってくる
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中丸の丘へのぼる階段も、あちこちで子どもが子どもを支え、励まし合って、
急な一段一段を踏みしめ歩む姿に、安心感を覚えました。

こうしてのぼった中丸の丘、心地よい達成感を味わってのお弁当でした。

そういえば、さくら休憩所から田んぼへ向かう門の脇にある小道を、
ワークショップ参加の2歳のTくんが先頭切って進みました。
小道は草で見えにくくなっていましたが、くぐり抜けて出てきたにこにこ顔が
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昨日はワークショップ最終日、もみじ休憩所から「6月の道」に
咲くアジサイの花を見ながら「森の道」へ…。

このふたつの道に名まえを付けたのは、7年前のすみれぐみの子どもたちでした。

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この時も皆さんに神さまの木の話をしましたが、この便りでもお伝えしたいと思います。

舞岡公園には、子どもたちが名前を付けている木が5本あります。

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子どもたちは仲間のように親しんでいます。

この森の道の木は、歴代の子どもたちが神さまの木と呼んでいるので、
子どもたちはこの木の前に立つといろんなお願い事をします。

「世界中の子どもたちが死なないように」「お母さんが病気にならないように」
「今日もみんなが森で楽しく遊べるように」そして「いつもありがとう」と
お礼の気持ちも伝えています。

神さまの木としばし向き合う時間が、子どもから子どもへと受け継がれ、
まだことば以前の時代に生きる小さい人たちも、この木をじっと見つめています。

神さまの木は太い幹から枝分かれしており、一方の枝が少し弧を描き、
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それは、昔から神さまが出入りする窓のようなものといわれているそうで、
この木は本当にもうすぐ神さまが行き来するところになっていくそうなのです。

皆さんにこのお話をしながら、実は背中がぞくぞくっとしました。

自然は恵みであり畏れでもあり、子どもたちは、極々自然に近い存在だと思うのです。
私たち大人はそのことを忘れないようにしなければ…と、
神さまの木に会うたびに思っています。それにしてもこの木の存在感はすごいです。 

今回のワークショップ全日程が終わりました。どの日も参加者の皆さんと
つくった貴重な一日になり、その一日一日が積み重なっていく感じを味わいました。

一日一緒に歩き、帰路につく時、皆さんに「また会いましょう!ここでまた…」
と言わずにいられないような気持ちになりました。

きっと子どものペースで見たり感じたりしたことを、お互いに共有し合った実感から
だと思います。

ひとりひとりの子育てがつながるのは、こんな実感からなのではないでしょうか。

今日ここで閉じるこのワークショップ便りを一冊にして、皆さんにお届けいたします。

一日一日が皆さんのお力でつながったように、ひとりひとりの子育てが地域でつながっていくことを願って・・・。

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野あそびの会~冬篇~

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この日集まった子どもは、19人。
野あそびの会では、5歳から小学6年生までの子どもたちが、一緒に遊びます。

こんなに歳のはなれた異年齢の子どもたちが、
みんなで一緒に遊んでいる様子って想像できますか。
親や友達の目を気にすることもなく、子どもどうし自由にのびのび
自然の中で遊んでいます。

月に一回、たった半日というわずかな時間ですが、
今の日本社会を生きる子どもたちにとって、
とてもとても大切な時間だと感じながらいつも見守っています。

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深まる秋の森。

新しい仲間が加わって12人の子どもたちで始まった野あそびの会冬篇。

歩き始めるとすぐに、地面に散らばる落ち葉に子どもたちの心
は動いていました。

歩いた先の紅葉の広場にリュックを置くと、
さっそく葉っぱのプールづくりが始まりました。

でも紅葉の広場は、まだ紅葉し始めたばかりで
落ち葉がほとんどありません。
子どもたちは、落ち葉を集めるために、集合場所の駐車場横に向かって
もと来た道を走って戻りました。

たくさんの葉っぱを一度に運ぼうと、上着を脱いでそこへ詰め込んだり、
持って来たレジ袋を長い枝にいくつも結び付けたり、
とにかく知恵をしぼり工夫しながら、
せっせと何往復もしてたくさんの落ち葉を運びました。
こういうときの小学生のパワーは本当にすごい!
みるみるうちに落ち葉の山ができ上がり、
ふかふかの葉っぱプールが完成しました。

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上へ放り投げたり全身で秋の恵みを感じていました。

でも、あんなに一生懸命落ち葉を運んでいた人たちは
意外に葉っぱプールで遊んではいないのです。

たぶん葉っぱプールで遊ぶことが目的というより、
葉っぱを集めて運ぶことそのものが、夢中になれる遊びでもあるのですね。

でももう一つ感じたのは、彼らは小さい仲間や野あそびに
初めてきた子どもたちを喜ばせたいというか、もてなしたいというか、
何かそのような想いを自然にもってはたらいていたような気がします。

子どもって、その場その場での自分の立場や役割みたいなものをきちんと自覚し、
わきまえていると思います。
そしてそれを活かして仲間や誰かのためにはたらく力を持っています。

見返りや賞賛など意識せず、自然にだれかのためにはたらく姿、
大人になっても失いたくないですね。

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森のようちえんワークショップ
第6回森のようちえんワークショップ便り

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ゆったり流れる子どもの時間

5日目の保育終了後、参加者の皆さんと話し合う中で
「子どもたちがやりたいことを充分にやれているので、
おとなの指示(田んぼへ行こう・お弁当を食べに行こう等)に対して反発がない」
「みんなよく遊んで時間がゆったりしていた」という感想がありました。
このことから保育の場面を振り返ってみたいと思います。
この日最初に遊んだばらの丸の丘で、周囲にある丸太の柵に上って
いっぽん橋渡りを始めました。
支柱から支柱を綱渡りのように進む人、それが恐い人は、
馬のようにまたがってじわじわ進みます。
先頭は綱渡りをするAくん(6歳)。みんな慎重にゆっくりです。
一方、この場から離れた所に手をつないだMOちゃんとMAちゃんが
立っていました。
ふたりは、みんなの遊びが終わるのを待っているような様子でした。
「Aは、最後まで行くんだって!」とAKちゃん(5歳)が知らせに来ました。
となればすごく時間が掛かりそうです。
今、最後まで行こうと挑戦しているAは、MOちゃんたちのことを知らないはずです。
それを伝えにいくと同時に「MOちゃんが田んぼで遊ぶっていってたよ」と誰かの声。
MOちゃんの声を聞いていた人がいて、ちょうどこのタイミングでAに伝えられたことが
何よりでした。
そこでAに相談し、みんなに「そろそろ田んぼに行こう」と声を掛けたのです。
MOちゃんの声を聞いていた人がいたことが、一番大事でした。
この時田んぼを嫌がる人がいなかったのは、やはり充分遊んだからでしょう。
次に田んぼでひとときを過ごし、今度はお弁当をどこで食べるかを決めるときのこと。
前日はみずきの丘だったので、それより近い「中丸の丘は?」と提案すると
Pちゃん(4歳)が「古民家は?瓜久保は遠いよね。あっ!おおなばは?」と
目をきらっとさせました。
Pちゃんはよくお弁当を食べる所を思い起こしながら、
最後に思いついたおおなばは、
意外でした。いつもは朝出発したらあちこちめぐって、
お弁当を食べる所が一番遠い場所なのです。
ところがおおなばの丘は、出発地点に近く戻って行くことになります。
これは初めてです。
おもしろいなと思ったのですが、
「今日、Tおじちゃんが松ちゃんにお別れを言いに来るっていってたよ。
おおなばではTおじちゃんに会えないかもしれない」と伝え
中丸の丘に決めたのですが、やはり中丸の丘でTおじちゃんに会えました。
このようにおとなの指示が子どもにとって一方的にならないように、
子どもたちにおとなが考えていることを伝えて相談することが、
先ほどの「反発がない」こととつながるのではないでしょうか。
相談するのもゆったりとした時間がないとできません。
子どもを動かすのではなく、子どもの時間におとながどうかかわるかが、
保育の内容になってくるのだと思います。
今度、田んぼから戻っておおなばの丘でお弁当にしてみましょう。

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ワークショップ2日目にこんなことがありました。
一番小さいMOちゃん(2歳)が泣いています。
隣にMAちゃん(3歳)が怒った顔で立っています。ふたりは姉妹です。
するとふたりのすぐそばにいたRIちゃん(3歳)がふたりの真ん中に入って、
ふたりと手をつなぎました。そして3人並んで歩き始めたのです。

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ほかのみんなは歓声を上げて落ち葉で遊んでいます。
3人はみんなからどんどん離れていき、植え込みの中に入り姿が見えなくなってしまいました。
どうしたかな、と見に行くと、ちょうど植え込みの中から3人が出て来ました。
3人ともにこにこ顔になって‥。
3人に「どうしたの?」とたずねると、RIちゃんが「MOちゃんとMAちゃん、
けんかしてたの。でももう仲直りした。」ふたりとも緊張が解けたやわらかい笑顔でこっくりうなづきました。
「どうやって仲直りしたの?」と聞いてみると「RIがMOちゃんとMAちゃんとこうやって手をつないだから・・・」と、
RIちゃんはふたりとつないだ両手を持ち上げて言いました。
2~3歳の人たちが子ども同士でこんな問題解決が出来るのです。
仲直りできた訳を「手をつないだから‥」と意味づけたことは、
ことば以前の直感的な感性でとらえていることだと思いました。
子どもたちがつないだ手から得ているものは何でしょう。
安心感、励まし、立ち直る力、喜び、勇気・・・
子どもたちは相手に対していろんな思いを手渡し合っているのでしょう。
一緒に生きるために・・・。 

ワークショップ後半4日目の保育後、参加者の方から「子どもたちが手をつないでいる姿が印象的だった。
こうやって助け合い、人への思いやりの気持ちを育てていくのだと感じた」との感想が伝えられました。
思えば手をつなぐことは、子どもたちにとって様々な意味を持っていることに気づかされます。
大きい子どもたちは、誰とでも手をつなぎますが、小さい子どもたちはそうはいきません。
手をつなげるかどうかは、よく知り合っているか、よく遊んでいるかが深く関係します。
人を受け入れていく力でもあります。
また、子どもたちが、お互いに甘えたり甘えられたり出来て、
お互いを引き受け合っていけるような関係を築いていくことを応援したいと思います。

ちょっと気がかりなことがあります。
小学生になると低学年から、人と手をつながなくなるのは、
日常的に子ども仲間と甘えたり甘えられたりすることが少ないのでしょうか。
単に恥ずかしがっているのとは違うはずです。
もう十分にひとり立ちした訳でもないはずです。
手をつなぐことの意味を、もっと知りたくなりました。

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つなげる・つながる

森のようちえん・もみの木園の一日を体験していただくワークショップの前半3日間が終わりました。
毎回1歳後半から5歳までの子どもたちとお母さんたちが、もみの木の子どもたちと一緒に過ごしました。
1日目はもみじの広場から田んぼへ、2日目と3日目はけやき広場とおおなばの丘から田んぼへ・・・。
3日とも田んぼを目的地(子どもたちにとってはお弁当を食べる場所)にしたのは、
参加者の皆さんにあぜ道を歩いてもらいたいと思ったからです。
舞岡公園の中で、田んぼやあぜ道は子どもたちにとってとりわけ大事な場所になっています。

ワークショップ参加の子どもたちは、ひとりひとりが自分から心を動かし体を動かし、
ちゃんと楽しんで「参加」していました。
はじめてなのにどうしてなのでしょう。
小さいのにえらいなー。
自然に包まれて過ごしたからでしょうか。
子どもは小さいながらも「なんだろう?」「おもしろそう!」「やってみたいな」と
自力で判断し行動を起こしていくのですね。

一方、もみの木園の子どもたちはこの3日間、初日はいつもと違う様子に緊張していましたが、
日に日にワークショップの一日のことがわかっていったようです。
知らない人がいるということに気づき、知っている人と知らない人が一緒にいることを理解していくのに、
ひとりひとりの顔をじっと見ながら歩いていた子もいました。
まるで調査しているみたいでした。
カマキリを一緒に見たり、あぜ道をかけ回ったり、木の実をとって食べたり‥
初対面の方たちとも共感し合えるようになっていきました。

もみの木の子どもたちや私たちスタッフは、ワークショップの一日一日が体験的につながっていくのですが、
参加者の皆さんが体験する一日が前後の日々とつながって位置づいていくように、
ひとつの試みとしてこのようなワークショップのトピックスを記事にして毎日発行してみました。

改めて一日一日が影響し合っていることに意識し直してみると、
一日一日がかけがえのない日々に思えてきます。
そして参加者の皆さんとつくった5日間をつなげていく取り組みから、
新たな子育て環境を拓いていくビジョンを共有し合える地域のつながりを育てていけたら‥と思います。
子どもは、地域で育つもの。
子どもが育つ地域をどう創りましょうか?
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やはり子どもを育てている人たちではないでしょうか。

森のようちえんワークショップ後半の2日間は、おとなのみでご参加いただきます。
これも新しい試みです。子どもたちは、おとなたちに何を伝えるでしょうか。

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心が動く・体が動く

ワークショップ2日目は、まずはけやき広場で落ち葉あそび。
一日の始まりから初対面なのにみんな打ち解けて、あちこちにあそびの輪ができました。
落ち葉のおかげでしょうか?子どもたちみんなの心が動き始めたのを感じました。
おとなたちは、ガマズミやエノキの実を食べて、やはり心が動き合っている様子。
落ち葉や木の実に、子どももおとなも心を動かされてしまうのですね。

思い思いに楽しんだ後、次に向かったのはおおなばの丘。
なだらかな丘をかけまわる子どもたちは、みんな疲れ知らずで全身が弾んでいます。
木に登ったHくん(4歳)は、すごい物を見つけました。
下からは見えないのですが、太い枝の洞(うろ)の中にカブトムシやクワガタ、
カナブンなどのバラバラになった死骸がいっぱい。
それを宝物のように取り出し、木の下で待ってくれている松ちゃんに手渡しているのです。
それをみんなが見える場所に置くと、たちまちみんなが寄ってきて驚きの声を上げ、
こわごわ見ています。
誰が食べたのでしょうか?
私たちが知らない森の営みの気配を感じて、ミステリアスな出来事でした。

この後は、お弁当を食べに田んぼへ向かいました。
3ヶ所目の場所の移動です。
「お弁当を食べに行こう」という呼びかけがみんなをその気にさせたのか、
まだ小さい人たちもどんどん歩き、歩くことを楽しんでいるようでした。
子どもってその気になると未知なる力が沸いてくるのですね。
そんな時、仲間がいるといっそう心が動いて、自分の能力を超えた力を発揮します。
お腹がすくと機嫌が悪くなるのとは大違いでした。

さてお弁当を食べたら、やはりみんなの体の動きが変わってきました。
体の中からまた新たなあそび心が生まれてきたかのようでした。
あぜ道をかけまわる子どもたちの姿は、
朝出会ったときよりもひとまわり大きくなったみたいに、
たくましさを感じました。

子どもの体の中には、子どもの時間が流れています。
それはとても自然なものであり、
昔から「7つまでは神のうち」といい伝えられたことばの「神のうち」は、
言い換えれば「自然のうち」ともいえるようです。
自然としての子どもという視点に立ってみるとどうでしょう。
子どもたちが自然の恵みを受けて育つ意味は、ここにあるのでしょう。 

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心の杖

2歳のRちゃんは、いつもこげ茶色の少し大きめのタオルを持って、小走りに顔を輝かせてやってきます。
雨の日はビニール袋に入れて「これさえ持っていれば大丈夫!」と言わんばかりに
お父さんやお母さんに「バイバイ」と手を振ります。
みんなが集まり森へ出発。少し行くと「これ持ってて」とタオルを預けにきて
遊び始めます。しかし急な山道に差し掛かった時や初めての場所に行く時、
また犬に会った時などすぐにタオルを取りに来ます。
タオルはRちゃんの心の杖です。2歳の人のからだの中で不安と安心が区別され、
自分で杖(タオル)を支えにして不安に立ち向かって行くのです。
Rちゃんは、大人の助けも必要なときと必要ではないときの判断をします。
タオルに頼っていることは決して弱いのではなく、
むしろ自分の人生を切り拓くたくましさを感じます。

ワークショップ初日、Rちゃんはいつもとちがう雰囲気を感じ取り、
移動の時間はタオルを抱えていました。
タオルは自分を取り巻く状況をつかむための道具のようにも見えてきます。
つまり自分を立たせる杖なのです。
前ページの「枝」と同じかもしれません。

おやつの余りは・・・

ワークショップ初日、赤く色づき始めたもみじの広場でおやつにしました。
当番(おやつを配る)のRYくんは、「今日のおやつはりんごです。配ります」と
みんなに伝えてりんごを一切れずつ配り始めました。
総勢35人全員に配り終えたとき、りんごが5つ残りました。
いつもおやつの余りがあると、みんなで考えます。
小さいことりは2人、ちゅうくらいのことりは3人、大きいことりは6人、
はるすみれは6人、もとすみれは4人、‥あら、「5」がありません。
当番のRYくんは考えます。「5」という数はないけれど、
小さいことりとちゅうくらいのことりを合わせると5になるよ、
と5つのりんごを3と2に分けて伝えてみました。
RYくんは一生懸命考えています。まわりの子どもたちは決めるのは当番だけど、
いろんな考えを言います。
「ほしい人っていったらみんながほしい、ほしいってくるよ。」
「自分が好きな人にあげたらだめだよ。
去年そうしたらいつも同じ人がもらえて変だから、絶対にやめようって決めたんだよね」
こんなやりとりをしているうちに、小さい人たちの手がりんごをめがけて伸びてきました。
RYくんはあわてて決心をして、みんなに告げました。
「大西さん(保育者)にもどす」静かな声でしたが、はっきりした口調でした。
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さて明日は、どんなおやつの時間になるでしょうか。

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子どもたちは今・・・

もみの木園の子どもたちは、現在2歳~6歳が21人で生活しています。
年齢構成は、2歳2人、3歳3人、4歳6人、5歳6人、6歳4人です。
今日ご一緒に過ごしていただくと、あまり年齢のちがいがわからないかもしれません。
小さいようで大きく見えたり、大きいようでまだ小さい・・・
子どもたちってこんな感じなのです。
私たちは子どもたちの成長を、らせん階段を上るようなイメージでとらえています。
ゆっくりと自分を熟成させていく育ち方は、このような異年齢集団で影響し合える関係
があるからだと思います。
ひとりひとりが自分の足で立ち、お互いをよく見て知り合って、
心を寄せ合いお互いを引き受け合っている子どもたちは、
みんな安心感があり頼りになります。

実りの秋を実感した10月・・・ひとつは初めて育てた稲の収穫、もうひとつは運動会。
どちらも子どもたちの成長の節目となり、子どもたちが変わってきました。
みんなが一段と仲良くなり、一緒に楽しもうとする力があふれています。
そんな子どもたちを見ていただきながら、子育て環境について
ご一緒に考えてみませんか。 


枝をもって・・・

おそらく今朝も森の中へ向かう子どもたちは、手に枝をもって歩くだろうと思います。
いい枝が見つかるとうれしそうです。
大きい枝をもっていると危なっかしく見えるかもしれませんが、
ひとりひとりが自分の「思い」で手に持ち、コントロール出来ることが大切なので見守っています。
五感のうち4つ(視覚、聴覚、嗅覚、味覚)は頭部にありますが、
触覚だけは頭から離れたところで働きます。
触覚の一番の入り口は「手」でしょう。手で触ったり、持ったり、握ったり・・・
触覚を通して物の性質を知り、愛着を持つことにもつながっているようです。
目で見るだけとは大違いです。
また触覚は、自分が触ってみたいと思って手を出さなければ働かない感覚なので、
その人の意思を尊重し、その時を待ちたいと思っています。
だからこそ大事な感覚として育てていきたいものです。

もうひとつ、どうして子どもは枝を持ちたがるのか不思議なのですが、
これを持っていれば安心・・・と、自分の支えにしているようにも見えてきます。
もしそうならば「危ないから」と奪ってはいけないと思うのです。
幼い子どもたちと日常を共にする私たちは、「守ること」と「拓くこと」を
見際める力をつける必要を感じています。    

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遅くなりました。9月の野遊びの会です。
この日子どもたちは出発前から、こぶしの広場の周りで
「やぁやぁリレー」(スタート地点から互いに反対方向に円周を走り、
出会ったところで「やぁ!」と声をかけ合ってすれ違い、
またスタート地点に戻り、次の人にバトンタッチするリレー。)をやろうと決めていました。

しかし「さぁ、出発!」というときに雨がふりだしました。
子どもたちはリレーをするのをあきらめて、雨が凌げる瓜久保の家に
向かうことにしました。

田んぼの案山子をひとつづつ見ながら、途中の水車小屋に到着。
おやつを食べてしばらくそこで遊んでいると、いつの間にか雨があがっていました。

「雨ふってないけど、このまま瓜久保へ行って何する?」とたずねると、
すぐに「じゃぁ、こぶしの広場にひき返して、やぁやぁリレーしよう!」
と誰かが言いました。

子どもたちはリュックを背負って準備をすると、
歩いてきた半分以上の道のりをまた出発場所の駐車場横にある
こぶしの広場に向かって歩き始めました。
子どもの「やりたい!」の気持ちってすごいなと思わず感心してしまう瞬間でした。
大人ならついつい「えー、ここまで来たのにー。」と思いがちですよね。
でも、こういうことがきっと本来子どもの持つ「やる気(意欲)」に
つながるのではないでしょうか。

戻ったこぶしの広場で目的の「やぁやぁリレー」を1回だけやって、
あとは自由に思い思いのあそびを楽しんでいました。
中でも、遊びといっていいのかわかりませんが、
小さい子から大きい小学生まで子どもたちが夢中になっていたのは、
大きな木に引っかかったフリスピーを如何にして木から落とすか !
夢中になれることって、誰かにあたえられるものではなく、
また能力的なことではなくてもいいのかもしれません。

子どもたちは、ひたすらフリスピーを落とすことに試行錯誤し、
相当な時間をかけてやっと取れたフリスピーを小学4年生のタカは、
その直後、木の更に高い位置に向かって放り投げて引っ掛けてしまいました・・・。
子どもが本当に夢中になれることにめぐり合うまで大人は待つことが大切な気がします。

追伸
10月の野あそびの会は、台風14号接近のため中止とさせていただきました。
11月からスタートする後期の皆様からのご参加をおまちしております。

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長かった夏休みも過ぎ、いよいよ、秋!もみの木園の生活がスタートします。
始まってすぐに、取り掛かったものは、案山子つくり。

案山子のモデルは子どもたちと仲良しの森の達人、松田久司です。

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木の実で仕上げました。

”まっちゃん、稲の見守り役お願いします!”


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子どものこと見守るって難しいですよね。
親ってついつい「手出し、口出し」してしまいがちです。
でも、あともう少し、あとほんのちょっと子どものこと、
特に子どもどうしの関係においては黙って見守っていられたらなって
思うことよくあります。仲良く遊んでいるときも、ケンカしているときも・・・。



4/25 ららむむ☆☆様おまとめ



第2回目の野あそびの会 晴れ
この日のメンバーは、子ども21人とお母さん10人。

初めて参加する仲間もいましたが集合場所の駐車場を後に、
子どもたち自然に自分たちのペースで歩きはじめました。
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通り抜けながらみんなで歩きます。

田んぼに抜ける階段を下りきると、そこに広がる稲の緑に思わず息をのみました。
稲は、すっかりたくましく成長し、ざわざわっと風に揺れながら子どもたちの足元を隠します。

田んぼの横の東屋で少し休憩。
さっそく、トンボをおいかけたり、バッタやカマキキリをつかまえたり、ほんのわずかな時間にもあそびがはじまります。

夏の恵みを体いっぱい受けながら、汗びっしょりで走り回る子どもたち!
田んぼを後にして、中丸の丘でおやつを食べた後、少し歩いていっきにみずきの丘へ!
みずきの丘のてっぺんにある大きな桜の木の下に腰を下ろすと、丘一面を心地よい大きな風がみんなの体を吹き抜けていきます。

アスファルトから少し離れただけで、すごく贅沢な気持ちになれました。

お弁当を食べ終えると、あちこちでバッタとり、水遊び、家族ごっこ、戦いごっこ、木登り、いろんな遊びが始まりました。

小さい子も大きい子も背伸びしないで、自分のやりたい遊びに夢中です。
持ってきたビニール袋に水を入れて、木の根っこにジャーっと流す。
飽きずに何度も何度も同じことをくりかえす、子どもの「くり返し」の力ってすごいですね。

お母さんたちは、いつものご近所での立ち話のような気分で、子どものことなどおしゃべりしながら、ゆっくり時間が過ぎていきます。

この日は帰りの時刻になっても、目の前にある子どもたちのあそびを止めてしまうことに罪悪感さえ覚えました。

「家の近くに、遊べる自然が少ない。」「子育てに共感できる仲間がいない。」「週1回でも、野あそびの会があればよい。」などの声を耳にしました。
子育てする地域の中で、子どもにとって何が本当に大切かということに大人同士互いに気付き、
それを大切にしていける子育ての環境を私たちのまわりに取り戻していければよいですね。

自然の中であそぶ異年齢の子どもたちの姿、ただ遊んでいるだけのようですが、子どもにとってすごく大切な時間と感じています。

休日、家族で過ごす野あそびとは少しちがいませんか。

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 第一回目の「野あそびの会」を開催しました。
前日の激しい雨はあがり、お天気は曇り。
朝9時、舞岡公園駐車場に集まってみんなでごあいさつ。
4歳から小学4年生までの子どもたち20人が出会いました。
この日の子どもたちの遊びの目的は「ザリガニ釣り」!
みんなで、かっぱ池を目指して出発しました。

田んぼのあぜ道を通りぬけ、水車小屋の横の一本の同じ木にリスとアオダイショウを発見!
はらはらしながら、しばらく、その様子をみんなで見守ったあと、また歩きます。
瓜久保の家に到着したら、おやつの時間。
もみの木園のすみれ組の子どもたちがつくってくれた梅ジュースもいただいて、
一息ついたらいよいよザリガニ釣り開始!
竿にちょうど良い枝をえらんで、麻ひもにするめを付けて池の淵で獲物を待ちます。
ザリガニを待つ表情は、子どもも大人も真剣。
この日もたくさんのザリガニが釣れました。
池にはザリガニ以外にもたくさんの生き物がいますが、
大きなウシガエルのおたまじゃくしたち、すっかり姿はカエルに成長していたけど、
まだ大きな尾っぽをおしりにゆらゆらさせながら、泳ぐ姿がかわいかったです。

お弁当は瓜久保の家で食べました。お弁当を食べながら、
思い思いにおしゃべりしたり、ケンカしたり・・・。
子どもたち、まだまだザリガニ釣りが名残惜しそうでしたが、
12時30分帰りの支度をして瓜久保を後に。
帰りは、子どもたち自然と心も体もつながってようやく自分たちのペースで歩き始めました。
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ケンカしたり面白いですね。子どもが子どもの存在に気づいて関わっていく姿、とても自然でした。

ヘビマンションの前に来るとアオダイショウが3匹中でぐるぐるしていました。
ヘビの皮を見つけてみんなで少しずつ分け合って持ち帰ります。
森の道をぬけ、神様の木にごあいさつして、1時30分朝集合した駐車場に帰ってきました。
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でも、一番大きな出会いは、この野遊びの会で子どもたちが出会えたことだと思います。
「また、来月もあそぼうねー!」と互いに声をかけ合い、お別れしました。
小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんと思いっきり遊ぶことができてとても楽しかったというご感想もいただきました。
新しくスタートした子どもたちの関係、これからも一緒に見守っていきましょうね。

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北海道から お便りします。

北海道って、アリ いないの?
北海道って、石 ないの?

朝、歩きながら、きっちが聞きます。

横浜から札幌に引っ越してきたのは11月。
すぐに雪がふり始めたので、土の地面を、しばらく見ていません。
辺りは、いつも まっ白。
きれいな雪の結晶が舞い降りてくると、
とけないよう、息をとめて…。
時間を忘れて、見とれてしまいます。

ぎゅ ぐぐぐ
ぎゅ ぐぐぐ
踏みしめる雪の音が、こんな日は、とても寒い日。

ふかふかふか…  ザクザクザク…
この音は、ちょっと暖かい日。

カチン コチン ツルン! こんな日は、要注意で歩きます。

こどもたちは、毎朝 スキーウェアをきて、バッチリ防寒して、
学校と幼稚園に、元気に通っています。

きっちは、もみの木のお別れ会の時に、みんなに
「帰ってくるから!」と言ったことを、ずっと気にしています。
「みんなが待ってる。早く、行かないと!会いたいんだよ。」 と…。

この思い、届きますように。

もみの木の、あたたかさと深い絆が、
きっちの”心の根っこ”に、なっているようです。
これが、一番大切なんだと思います。

みんなに感謝です。

最近のきっちは、ちょっと変化があって…

「横浜の次~、札幌。 その次~、横浜。その次~札幌。その次~横浜…」

こちらでの生活も、根付いてきているようです。

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秋になると毎年僕は新潟に行き自分達で作ったお米を収穫します。今年で12年目。
12年も続けていると、少しくらいお米作りに詳しいと思われがちなのですが、
これがまた、全くと言っていいほど学習せず素人集団の集まりでございます。

お米作りを続けてきて感じた事は、土をさわったり、植物を相手したりして豊かな気持ちになれたこと。

さらに季節がそこに加わってくる。そして、自分が作ったもの口にする。
人間だけの中にいたらやっぱりダメだと思う。植物や動物たちがいるから
だんだん自分の事が分かってくるのじゃないかなと思います。

今年は自分の仕事の事情でとても重要な草取りに行けずに手を抜いてしまったら、案の定、今年の収穫量は全くダメでした。
でも、僕らの田んぼは収穫量や味などが目的ではなく、「遊び」が目的なのです。開き直っているわけではございません・・・笑。

もみの木の子供達が集まって森で遊ぶように、僕らも田んぼに集まって遊ぶのです。
田んぼを貸して頂いている農家の人には大変申し訳ないです・・・笑。

それでも少量のお米ですが、今年も収穫が出来てとても美味しいお米が出来ました。
どっか家の近くで自由に出来る田んぼがないかぁ~。子供たちならきっと、田んぼの中でも学ぶ楽しさを見つけてくれる。
いや、僕のこのレベルを通り越して、子供達はもっとすげぇ~こと考えるだろうな。うん。

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夏休みももうすぐ終わり。
もみの木の子供たちがいつも遊んでる舞岡の森に行って来ました。

真夏の暑さは感じられずにどことなく秋の風が吹く中娘と二人で歩く。
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秋の収穫が楽しみな稲穂もしっかりおじぎしていた。
生い茂っている草花も少しずつ色あせ、少しだけ早い秋の予感。

ふと気づくと蓮の花が一輪咲いていた。電柱に止まる蝉も懐かしい感じがする。
子供たちはいつもどこを探険するのかな?と想像しながら歩く。
ベンチに座り耳を澄ますと夏休みの子ども達の楽しい声が風と共に聞こえくる。
子供たちの歩くわだちがなんとなく見えてきた。

夏休みの終わりに娘と2人で歩いて良かった。
夏休みと森が重なりあうとさみしくなるね。
それは僕が大人になったからかな。

もうすぐもみの木が始まって、たくさん生き物たちとまた出会えるね。

最後にやっぱり「パパ!疲れたダッコして」と泣かれた。

でも、もうすぐみんなと会えるし慣れないいけないと思ってダッコしないで帰ってきた。
いつもならダッコして帰る森の帰り道も今日はダッコしなかった。
今思うと夏休みの想い出にダッコしてあげれば良かったな。

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